住宅情報館はひどい?評判と口コミや坪単価を調査!

館はひどい?評判口コミ


この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  • 住宅情報館の評判・口コミを調査
  • 住宅情報館のメリット・デメリットを解説
  • 住宅情報館で坪単価や坪数別の費用を紹介

住宅情報館は、関東圏や愛知県、岐阜県などで広く展開しているハウスメーカーとして、多くの方に知られています。

ネット上では「住宅情報館 ひどい」や「住宅情報館 評判」といったキーワードが検索されることも多く、実際にどのような評判や口コミがあるのか気になる方も少なくないでしょう。

テレビCMなどでその名前を目にする機会も多いかもしれませんが、具体的にどのようなハウスメーカーなのか詳しく知っている方は少ないかもしれません。

この記事では、住宅情報館の評判や口コミをはじめ、施工例や標準仕様について詳しく解説します。

住宅情報館で家を建てる際のメリットやデメリットをしっかりと理解して、後悔しないハウスメーカー選びにお役立てください。

住宅情報館とは

住宅情報館のWEBサイト

まず、住宅情報館について詳しく解説します。

会社名 住宅情報館株式会社
本社所在地 神奈川県相模原市中央区富士見2丁目8番8号
設立年月日 1993年10月13日
資本金 1億円
代表者 代表取締役社長 黒羽 秀朗
社員数 1,089名(2022年3月現在)
公式サイト 住宅情報館公式

住宅情報館は、1993年に設立され、神奈川県相模原市に本社を構える大手ハウスメーカーです。

主に本社のある神奈川県を中心に、東京、千葉、埼玉、群馬、茨城などの関東圏に展開していますが、関東に限らず、宮城、愛知、岐阜、静岡といった全国各地にも事業を広げています。

不動産業、建築業、保険業まで幅広く展開しており、これから住宅の購入や建築を考える方にとって信頼できる選択肢です。

住宅情報館は、その多様な事業展開と地域密着型のサービスが特徴です。高品質な建売住宅を求める方にも、公式サイトで情報が簡単に得られるため、おすすめです。

小島解説員小島解説員


住宅情報館が提供している家の特徴

住宅情報館の住宅は、耐久性の高さと国産檜を使用した確かな品質が特徴です。

顧客と一緒にゼロから高品質な住宅を作り上げることに力を注いでおり、住みやすさと安心感を兼ね備えた家を提供しています。

また、土地選びから家の建築まで、総合的なサポートを行うのが強みです。

さらに、24時間365日対応可能なアフターサポートを提供しており、購入後の万が一のトラブルにも対応できる体制が整っています。

安心して長く住める家を提供するため、住宅情報館のサポートは非常に手厚いです。

小島解説員小島解説員

この他にもある特徴を以下に挙げていきます。

住宅情報館が提供する家の特徴
  • ローコストから中上価格帯まで幅広い選択肢
  • ホルムアルデヒドが吸収される石膏ボードを使用
  • 国内最高基準の内装建材でシックハウス対策
  • 省令準耐火構造への対応

このような特徴に加え、ウッドデザイン賞やハウス・オブ・ザ・イヤー・エナジー賞など、数々の受賞歴も品質の証明です

住宅情報館が提供する標準装備には、以下のようなものがあります。

住宅情報館の標準装備
  • ファイヤーストップ構造
  • 高倍率耐力壁「スーパーパネル」
  • 超高性能断熱材
  • 樹脂サッシ
  • BX制震システム「EQ GUARD」
  • 外皮平均熱貫流率UA値0.42
  • 省令準耐火構造

住宅情報館のこだわり・強み

住宅情報館は、「住宅性能表示制度」を採用し、劣化の軽減、構造の安定、温熱環境、維持管理の4つの基準で評価を受けています。

この制度の導入により、住宅の性能が数値で見える化され、顧客に安心感を提供しています。

小島解説員小島解説員

また、住宅情報館の強みは、建設の全工程を自社で一貫して行うことにあります。

土地探しやプランニングから設計、建築まで、顧客の理想に寄り添ったサポートを提供しています

住宅情報館は、家づくりの全過程を共に歩み、理想の住まいを実現するために、徹底的にサポートします。

MEMO
住宅情報館は、顧客にとって一生に一度の大きな買い物である住宅選びを後悔のないものにするため、理想に寄り添いながらサポートを提供しています。

住宅情報館の坪単価

ここでは住宅情報館の坪単価について説明します。

住宅情報館の坪単価目安は50万~75万円

住宅情報館の坪単価は、一般的に50万~75万円の範囲内で設定されています

これは、ローコストからミドルコストの範囲に位置し、多くの顧客が手頃な価格で家を建てることができる点が魅力です。

建築価格は、仕様やオプションに応じて1,000万~3,000万円と幅があります。

平均坪単価は63.3万円

具体的なデータを基に計算すると住宅情報館の平均坪単価は約63.3万円です。

この価格帯は、特に中堅ハウスメーカーと比較すると、かなりお得感があります。

山口山口編集者

多くのお客さんがコスパの良さに満足していて、値段以上のクオリティがあると評判です。

30~40坪台の平均坪単価を他社と比較

30~40坪台の住宅を建てる場合、住宅情報館での平均坪単価は約63.3万円です。

この坪数は、日本の一般的な家庭に最も適した広さとして人気があります。

他のハウスメーカーと坪単価を比較すると、木下工務店の平均坪単価は約78.1万円、ヤマダホームズが約75.1万円、アキュラホームが約74.7万円です。

それに対して、住宅情報館はコスパが良くて、手頃な価格設定が魅力です。

この情報を参考に、自分にぴったりの住宅プランを見つけられますよ。

小島解説員小島解説員

山口山口編集者

家づくりを考えるときは、具体的なプランと費用のバランスを見て、ベストな選択をしていきましょう!

住宅情報館はひどい?家を建てた人の評判・口コミ

住宅情報館で実際に家を建てた人の良い評判・口コミ

ここでは住宅情報館に関する良い口コミと悪い口コミをそれぞれ挙げていきます。

良い評判・口コミ

まずは住宅情報館の良い評判・口コミを紹介します。

住宅情報館の良いところや強味を紹介している声が多く見受けられました。

住宅情報館の良い評判・口コミ
  • 土地探しの強さ
  • 土地が自社所有だと、地盤改良工事費は無料!
  • 土地標準装備が充実してて良い
  • 自由設計が可能

標準装備が充実している

土地探しの強さ

土地が自社所有だと、地盤改良工事費は無料!

自由設計が可能

悪い評判・口コミ

住宅情報館の失敗談や悪い評判はあるのでしょうか。

ここでは、住宅の設備やスタッフの対応に対するネガティブな意見を紹介します。

住宅情報館の悪い評判・口コミ
  • 店舗スタッフの対応がひどい
  • 設備が希望通りではなかった
  • 築4年でカビ臭さが・・・
  • 営業マンの対応に不満

スタッフの対応に不満

設備が希望通りじゃなかった

住宅情報館のトラブルとは

住宅情報館のトラブルとは

住宅情報館の評判を調べると、トラブルに巻き込まれたという口コミや失敗談が見つかります。

いくつかご紹介します。

トラブルに関する口コミやニュース
  • 塀を壊されてしまった
  • アフターサービスの担当者にがっかり
  • 住宅情報館は除草剤をまいた?

塀を壊されてイライラ

アフターサービスの担当者に不満

中には、営業マンの対応へのクレームや、アフターサービスに不満を持つ声もあります。

家づくりをする際には、最初から一社に絞らず、複数のハウスメーカーから提案を受け、比較検討することが非常に重要です。

どんな買い物もそうですが、選択肢は多い方がいいですよね!特に住宅のような一生に何度もない大きな買い物であれば、より多くの会社や人に相談したいものです!

小島解説員小島解説員

除草剤がまかれた?

最近、ビッグモーターで話題になった枯れた街路樹の問題に関連して、住宅情報館でも除草剤をまいて店舗前の街路樹を枯れさせたのではないかという報道がありました。

神奈川県川崎市の生田店の前にある「住宅情報館」の場所で街路樹が枯れていることが確認され、住宅情報館の従業員が除草剤を散布したことを認めたことが明らかになっています。

神奈川県は、被害が確認された県内の4店舗に、街路樹の原状回復にかかる費用を請求しています。

これに対し、住宅情報館は「今後は回復費用全額を負担し、市と連携して対応を進めていきます」と公式サイトでお詫び文を掲載しました。

(参照:日テレNEWS

山口アイコン山口編集者

会社としての責任を重く受け止め、再発防止に取り組むとのことです。このような問題が二度と起こらないことを願うばかりですね。

住宅情報館で家を建てるメリット

住宅情報館で家を建てるメリット

住宅情報館で家を建てることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

住宅情報館で家を建てる際に得られる主なメリットは、以下の4点です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

住宅情報館で家を建てるメリット
  • 高い耐久性
  • 高品質な国産檜を使用
  • 自由度の高い多彩なラインナップ
  • 最長60年の長期保証

では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

耐久性が高い

住宅情報館が提供する家は、日本の気候や自然災害に対応できるよう、伝統的な工法と最新技術を融合させて作られています特に地震や台風に対する耐久性が高く評価されています。

住宅情報館では、地震の揺れを分散させる「フレーミングモノコック工法」を採用し、耐震性を大幅に向上させた「スーパーパネル」という高倍率耐力壁を使用しています

この壁は従来の約5倍の耐震性を誇り、地震大国である日本においては非常に重要なポイントです。

さらに、住宅情報館では「実大三次元耐震実験」という実験を繰り返し行い、スーパーパネルを導入した家が震度7クラスの地震に耐えられることを実証しています。

実験結果では、揺れを最大で62%も軽減できるという驚異的なデータが得られています。これは、住宅情報館の家がいかに地震に強いかを裏付けるものです。

国産の檜を使用

日本人なら誰もが憧れる、国産檜を使用している点も住宅情報館の家の特徴の一つです。

檜は伐採後も強度を増す特性を持ち、長期間にわたり安心して暮らせる家を提供します。

強度の面で鉄やコンクリートが優れていると考えがちですが、檜の強度は鉄の約480倍、コンクリートの約11倍に達します

そのため、檜を使用した家は非常に頑丈であると同時に、耐久性にも優れています。

MEMO
檜の家は火事に弱いのではないかという懸念もありますが、実際には檜が燃えると表面が炭化して火が広がりにくくなるため、耐火性にも優れています。さらに、檜は腐敗や虫害にも強いため、安全性と品質の両面で安心して住むことができます。

長期保証は最長60年

住宅情報館で購入した家には、最長60年もの保証が付いてきます。

この保証は、シロアリ被害に対する5年間の保証や、防水や構造に関わる箇所の定期点検を含む10年間の保証、さらに無償の耐久性維持点検を経て延長可能です。

これにより、一度購入した家に長く住むことができるだけでなく、将来子どもや孫に資産として引き継ぐことも可能です。

家に求める安心感は、強度だけでなく保証の面でも重要です。住宅情報館の長期保証は、家を建てる上での大きな安心材料となるでしょう。

家は一生に一度の大きな買い物ですから、保証がしっかりしていることは非常に重要です。住宅情報館のように長期保証が充実していると、将来にわたって安心して暮らせますよね。

小島解説員小島解説員

住宅情報館で家を建てるデメリット

住宅情報館で家を建てるデメリット

住宅情報館で家を建てる際に考慮すべきデメリットについて紹介します。

住宅情報館で家を建てるデメリット
  • 店舗や担当者ごとに対応が異なる場合もある
  • 注文住宅のため担当に丸投げしたい人には向かない
  • 部門ごとに専門スタッフがつくため連携がうまくいっていないことも

店舗や担当者ごとの対応のばらつき

住宅情報館では、顧客ごとに店舗や担当者がつきますが、店舗や担当者によって対応に差が出ることがあります。

店舗のオペレーションが十分でない場合や、担当者の業務レベルが顧客の期待に達していない場合、顧客満足度に影響を与えることがあります。

家探しは顧客にとって非常に大きな決断です。協力する店舗や担当者が適切な対応をしなければ、顧客にとって良い経験とはなりません。

注意
担当者が自分に合わないと感じた場合には、担当者の変更を申し出るか、注文住宅館の別店舗へ検討をおすすめします。

注文住宅のため、全てを任せたい人には不向き

住宅情報館の家づくりは注文住宅であるため、すべてを担当者に任せたいという方には不向きかもしれません

顧客と担当者が一緒に理想の家を形にしていくプロセスが重要視されるため、担当者とのコミュニケーションがスムーズに進まない場合、デメリットに感じることがあります。

このような場合、住宅情報館のホームページや店舗から建売住宅の情報を確認し、建売住宅を選ぶことも一つの方法です。

ただし、全てを任せることは難しいため、顧客の意見を取り入れながら家を作り上げることが求められます。

部門間の連携の問題

住宅情報館では、建築や保険など、専門スタッフが部門ごとに配置されています。

通常、家探しから契約、アフターフォローまですべてを一人の担当者が対応することが多いですが、住宅情報館では異なり、各部門の専門スタッフがサポートに入ります。

この専門スタッフによる対応により、顧客は高度な専門性を享受できますが、逆に部門間での連携がうまくいかない場合、顧客に不便を感じさせる可能性があります。

例えば、前回と異なる説明がされるなど、担当者間の連携不足が起こる可能性も。

【坪数別】想定事例

【30~40坪】施工事例

施工事例1

住宅情報館の施工事例の平屋は、バリアフリーと家族の動線にこだわった設計が特徴です。

総面積112.3坪の住宅で、各部屋から自然にリビングダイニングキッチン(LDK)に集まる動線が工夫されています。

LDKの天井高は5.4mとし、開放感あふれる空間を実現しました。各部屋にはウォークインクロゼットが設置され、収納も充実しています。

玄関からの廊下は幅1800mm、奥の廊下も1350mmと広く、将来的な車椅子利用にも対応できる設計です。

また、トイレや浴室、洗面脱衣室も広々としており、バリアフリー設計が行き届いています。

さらに、ペットの犬のためのドッグランも完備されており、家族全員が快適に暮らせる住まいとなっています。

本体価格 2,000万円~2,499万円
坪単価 54.9万円~68.6万円/坪
延床面積 120.45m2(36.4坪)
敷地面積 371.29m2(112.3坪)

参照元:住宅情報館

【40~50坪】施工事例

施工事例2

住宅情報館の施工事例として、Eさん宅の二世帯住宅は、家族のつながりを重視した設計が特徴です。

この住まいは、若い夫婦が両親とともに快適に暮らすことを目的としており、広々とした玄関を中心に、右側には両親の住空間、左側には家族が集まるLDKが配置されています。

LDKには妻のこだわりであるフルオープンキッチンが設置され、料理をしながら子どもたちの様子を見守れる設計が特徴です。

リビングは天井高2.6mの空間に、木調のウォールと間接照明が施され、グレー基調の空間に温かみを添えています。

2階には、夫人が希望したセカンドリビングがあり、リラックスできるスペースが確保されています。

寝室にはウォークインクロゼットが併設され、書斎や子ども部屋も設けられています。また、将来を見据えたバリアフリー設計が施され、広い廊下や車椅子対応のトイレも完備されています。

さらに、住宅ローンの審査についても、Eさんは他社で難色を示されたものの、住宅情報館での相談を通じてスムーズに通過することができました。

結果として、若い夫婦でも問題なくローンが承認され、家づくりをスムーズに始められたと満足しています。

本体価格 2,000万円~2,499万円
坪単価 41.6万円~52.0万円/坪
延床面積 158.99m2(48.0坪)
敷地面積 430.09m2(130.1坪)

参照元:住宅情報館

考えられるため、顧客側が注意する必要があります。

多彩なラインナップで自由度の高い住宅プラン

住宅情報館が提供する住宅プランは、幅広い選択肢と高い自由度が特長です。

ここでは、代表的な商品ラインナップとその魅力を紹介します。

二世帯住宅二世帯住宅の画像

・家族間の適切な距離感を保つため、共有スペースと個別スペースのバランスを最適化

・プライバシーを確保しながらも、助け合える生活スタイルを実現

平家住宅 HIRA-IE平家住宅 HIRA-IEの画像

・ユニバーサルデザインを採用し、安全性、快適性、健康面にも配慮

・ヒートショック予防やセンサーライトの導入で安心の住環境

・壁を少なくすることで家事動線を効率的に確保

3階建て住宅 Dream with Three story3階建て住宅 Dream with Three storyの画像

・限られた土地でも、自由な設計が可能

・不整形な土地にも対応した建築プラン

・1階を店舗やガレージとして活用したい方に最適

ZEH住宅ZEH住宅の画像

・エネルギーゼロ、光熱費ゼロを目指した住宅設計

・高い気密性と断熱性、さらに太陽光発電も完備

・発電と消費エネルギーの状況を見える化するシステム

LUCIDALUCIDAの画像

・海外のライフスタイルを日本で実現できる設計

・パリやカリフォルニアなど、異国のリゾート地を再現

・ラグジュアリーな暮らしを求める方におすすめ

QUAD VRQUAD VRの画像

・広い庭が欲しいという方に最適なハイエンド住宅

・屋上を庭として活用し、開放的なプライベート空間を創出

・バーベキューなどのアウトドア活動も楽しめる設計

MIRAIE LoTMIRAIE LoTの画像

・スマートスピーカーを活用した最先端の住宅設計

・音声やスマートフォンで、お風呂や照明、空調の操作が可能

・留守中の子どもの様子も遠隔で確認できる安心の設計

まとめ

 今回は、住宅情報館の特徴やその強みを活かした住宅選びの情報をご紹介しました。

住宅情報館は、高い耐震性と耐久性を追求し、長く安心して住み続けられる家づくりを実現しています。

国産の檜を使用することで、品質にも妥協しないこだわりが感じられます。

多様な商品ラインナップの中から、顧客の希望に最適なプランを選べるため、家づくりにこだわりたいという方に、住宅情報館の家は最適な選択肢です。

ハウスメーカー選びに迷っている方や、住宅情報館を家づくりのパートナーとして検討中の方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください。