オープンハウスはやばい?評判や口コミ、潰れろと言われるクレームの内容


この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  • オープンハウスはやばいって本当?評判・口コミを検証
  • オープンハウスのメリット・注意点とは?
  • オープンハウス建売の評判を調査

オープンハウスは、東京や大阪、名古屋といった大都市圏の狭小地に特化したハウスメーカーで、安価に住宅を建てられることから高い評判を得ています。しかし、その一方で、強引な営業手法や、社長が絶対的な存在のため宗教的でブラックすぎるなどネガティブな印象も持たれています。

渡邊編集者渡邊編集者

オープンハウスの評判や口コミについて、「やばい」「潰れろ」という声が聞かれますが、実際のところどうなのでしょうか?また、オープンハウスで家を建てる際のメリットには何があるのでしょうか。

オープンハウスに関する悪評の検証を含め、実際の評判や口コミ、メリット、注意点を詳しく紹介していきます。

小島解説員小島解説員

オープンハウスはユニークなCMで多くの人に知られているハウスメーカーであるため、根拠のない評判が混じっている可能性も否定できません。

また、「欠陥」という不安なワードも目にすることがあります。そこで、実際にオープンハウスで家を建てた人々の体験談を調査しました。オープンハウスでの建築を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

目次
  1. オープンハウスはやばい?評判・口コミ
  2. オープンハウスの良い評判・口コミ
  3. オープンハウスのデメリット
  4. オープンハウスのメリット
  5. オープンハウスの建売住宅での欠陥トラブルの真相とは
  6. オープンハウスは頭がおかしいと言われる理由
  7. オープンハウスとは
  8. オープンハウスで実際に家を建てた人の体験談
  9. オープンハウス・ディベロップメントとアーキテクトの違い
  10. オープンハウス・アーキテクトが体験できる展示場一覧
  11. まとめ|オープンハウスの口コミや評判がやばいのは一部誤解

オープンハウスはやばい?評判・口コミ

渡邊編集者渡邊編集者

オープンハウスは、都市部近郊の狭小地に適した住宅設計を得意とするハウスメーカーですが、実際に利用した方々はどのような印象を持っているのでしょうか。

まずは、悪い評判や口コミから見ていきましょう。ネット上では、『やばい』『ひどい』といった検索ワードが上がっていることもあり、気になる方も多いと思います。ぜひ、参考にしてください。

小島解説員小島解説員

オープンハウスの悪い評判・口コミ
  1. 営業電話がしつこすぎる
  2. 欠陥部分の修理に来ないまま1年経過
  3. 床下から異臭がするのに調査に来ない
  4. 嘘の価格を伝えられた
  5. 売るためなら営業マンは平気で嘘をつく

営業電話がしつこすぎる

これは不動産業者によくあることですが、営業の電話がしつこいという声がいくつか見受けられました。このような事態を避けるためには、あらかじめ希望する電話の時間帯を伝えておくことが有効かもしれません。

欠陥部分の修理に来ないまま1年経過

家に欠陥が見つかったことだけでもショックですが、修繕依頼をしても1年間音沙汰がないのはなおさら悲しいですね。

しつこく何度も依頼し、話が進まない場合は上司や本部の方へ掛け合うのも一つの手です。

床下から異臭がするのに調査に来ない

床下からの異臭ということなので、動物が入り込んだり下水が漏れていたりという可能性が考えられ、決して放置していいものではないとプロならわかりそうなものですが、オープンハウスの対応は後手のようです。

生活の質にも直結する問題なので早急な対応が望まれますね。

嘘の価格を伝えられた

内見のためにアポイントをとったのに、内見どころか価格まで嘘をつかれ、オフィスに誘い出された悪質なケースです。

この営業マンはどうしてこの方法で成約がとれると思ったのか謎ですが、当たり前に投稿者は怒って帰ったとのこと。

誠実さの見えない営業マンには毅然とした対応をとりましょう。

売るためなら営業マンは平気で嘘をつく

営業担当が嘘をついて騙されたという口コミも見受けられます。

どこまでが事実かは不明なので、参考程度に留めておくことをおすすめしますが、営業との話し合いの中で少しでも疑問や不安を感じた場合は、すぐに質問をしたり、他のハウスメーカーと比較検討することを心がけましょう。

職人に手間代を払わないオープンハウスは潰れろ

オープンハウスをネット検索すると「オープンハウス 潰れろ」というワードが関連キーワードで出てきます。上記のようなSNSでの書き込みがこうしたキーワードの元となっているのでしょうか。

実際の事情が見えてこないため真偽のほどは定かではありませんが、こうしたネガティブな感情をもつ投稿が多いのも事実です。

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施工数が多いと潜在的なトラブルや不満も多くなるものです。

今は昔よりも掲示板・SNSの影響でこうした声も広がりやすくなっているのが現状ですが特定のケースとしてとらえるべきです。

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オープンハウスの良い評判・口コミ

オープンハウスの良い評判・口コミ
  1. 都心部なのに安く家を建てることができてやばい
  2. 住宅性能も申し分ない
  3. 土地の仕入れ方がすごい
  4. 三栄建築設計を買収したことで、今後の売上に期待できる

都心部なのに安く家を建てることができてやばい

こちらのツイートでは、「タマホーム」と比較してもオープンハウスの方が安価に住宅を建てられるとされています。

オープンハウスの強みは、先に紹介した通り、都心部での住宅建築に特化している点です。

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特に、都内の狭小地でもオープンハウスの技術力を活かせば、立派な一軒家を建てることが可能です!

三栄建築設計を買収したことで、今後の売上に期待できる

2023年8月16日、オープンハウスは三栄建築設計を買収すると発表しました。買収総額は429億円ほどになる見込み。

三栄建築設計

三栄建築設計は、今年6月に元社長が暴力団員に金銭を渡していたとして、東京都公安委員会から暴力団排除条例に基づく勧告を受けました。

この問題により、元社長が大株主である限り融資が難しい状況となり、対応を検討していたところ、オープンハウスによる買収案が持ち上がりました。今後、オープンハウスが元社長が保有していた全株式を取得し、三栄建築設計を子会社化することで、経営の立て直しを図る予定です。(参照元:NHK

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三栄建築設計は、優れたデザインで知られているようですね!

オープンハウスの営業力に三栄建築設計のデザイン力が加わることで、今後ますますの成長が期待されますね。

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土地の仕入れ方がすごい

こちらのツイートでは、安価な住宅提供で評判のある『タマホーム』よりも、オープンハウスの方がさらに低価格で建築できると述べられています。

以前も触れましたが、オープンハウスは都心部での住宅建築に特化したハウスメーカーです。東京都内に多く見られる狭小地でも、オープンハウスの優れた技術を活用すれば、しっかりとした一軒家を建てることが可能です

住宅性能も申し分ない



オープンハウスは住宅の耐火性、耐震性、耐久性にもしっかりと対応しています。耐震性能については、木造軸組在来工法を採用し、地震に強い構造を実現しています。

また、腐食防止のためにシロアリ対策として加圧注入式の防腐防蟻処理を施しています。

セキュリティ面でも、玄関にはダブルロックを標準装備し、さらにオプションで「ホームセキュリティ」システムを導入可能です。このシステムはボタン一つで警備会社が駆けつけるため、盗難のリスクを大幅に軽減できます。

オープンハウスのデメリット

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オープンハウスは都市部での住宅建築に特化しているハウスメーカーですが、実際に建てた場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

浜崎編集長 このセクションでは、オープンハウスで住宅を購入する際のメリットとデメリットについてご紹介します。

小島解説員小島解説員

オープンハウスで家を建てることの利点についてお話ししましたが、同時にいくつかのデメリットも存在します。『やばい』『ひどい』と言われる評判の背景を探っていきましょう。

オープンハウスで住宅購入するデメリット
  1. 断熱性能が他社よりも劣る
  2. 補助金対象のZEH住宅の実績はゼロ
  3. アフターサポートの期間が短すぎる
  4. 地震の揺れを抑える制震装置が標準装備されてない
  5. 【安い理由】外装・内装・設備が低グレード

断熱性能が他社よりも劣る

オープンハウスの断熱性能は、他のハウスメーカーと比べるとやや物足りない部分があります。

基本的には最低限の断熱材が使用されており、窓には高断熱のLow-Eペアガラスが採用されていますが、コスト削減の影響で他社と比較すると若干劣っているのが現状です。

MEMO

ただし、断熱性能はマイホームで快適に過ごすために非常に重要です。オープンハウスで家を建てる際には、事前に担当者から断熱性能の詳細な数値を確認し、可能であれば断熱性能のグレードアップを検討することをおすすめします

補助金対象のZEH住宅の実績はゼロ

オープンハウスは、国が省エネ推進のために認定している「ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)」の普及率が現時点で0%です。

MEMO

ZEH住宅に認定されると、補助金が交付されるため、建築コストを抑えることができます。

オープンハウスも現在、ZEH住宅の普及に努めていますが、2020年時点では普及率が0%のため、今後の改善が期待されます。

参考:オープンハウスアーキテクト公式

現在ZEH住宅の購入を検討している方には、普及率が比較的高いセキスイハイムなどと比較して検討することをおすすめします

小島解説員小島解説員

アフターサポートの期間が短かすぎてやばい

オープンハウスのアフターサポートは、最長でも引き渡しから10年間に限られています。

一方で、他の多くのハウスメーカーでは永年保証や60年、最短でも30年間の保証を提供しているため、オープンハウスの保証期間は相対的に短いと言えます。新築住宅は長期間にわたって住む可能性があるため、保証やサポート期間が10年と短いことはデメリットとなるでしょう。

渡邊編集者渡邊編集者

保証期間の短さが気になる場合は、他の大手ハウスメーカーを検討するのも一つの方法です。

地震の揺れを抑える制振装置が標準装備されてない

オープンハウスでは、地震の揺れを軽減するための「制震装置」がオプションとして提供されています。制震装置には、揺れを吸収する「ダイヤモンド型フレーム」と、変形を減らす「鉄のダンパー」の2種類があります。

一方で、他の大手メーカーでは制震装置が標準装備となっている場合もあります

注意

地震による揺れをできるだけ抑えた住宅に住みたいと考えている方にとっては、制震装置を追加するための費用が発生するため、デメリットとなる可能性があります。

【安いからくり】外装・内装・設備が低グレード

オープンハウスはローコスト住宅を提供しているため、外装、内装、設備のグレードは高くありません。

基本的には建売住宅と同様の最低限の設備が備わっている住宅と考えておくべきです。標準仕様の家では、外装、内装、設備に多くのコストをかけていないため、これがオープンハウスの低価格の一因となっている可能性があります。

オープンハウスのメリット

渡邊編集者渡邊編集者

強引な営業やしついこい勧誘などから企業イメージがそこまで良くないオープンハウスですが、一方で熱烈な支持を得ているのも事実です。

ここからはオープンハウスで住宅購入するメリットを上げていきます。

小島解説員小島解説員

オープンハウスで住宅購入するメリット
  1. 首都圏の土地情報が豊富なので仕入れがとにかく強い!
  2. 他社大手ハウスメーカーと比較しても安い!安い理由は?
  3. 本体価格に地盤調査や地盤改修工事費用が含まれている
  4. 地震や台風に強い住宅を建てることができる
  5. 資金の心配はプロに相談!FPが全てに回答してくれる

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

他社大手ハウスメーカーと比較しても安い!安い理由は?

オープンハウスは「都心部にリーズナブルな住宅を建てる」というコンセプトのもと、他の大手ハウスメーカーと比較して坪単価が安めに設定されています。

以下の表は、オープンハウスと他社ハウスメーカーの坪単価を比較したものですので、ぜひ参考にしてください。

ハウスメーカー 坪単価
オープンハウス 45〜65万円
スウェーデンハウス  約90〜120万円
住友林業 約70〜90万円
セキスイハイム  約70〜90万円
一条工務店 約60〜80万円

上記の表からもわかるように、大手ハウスメーカーではオプションを追加すると坪単価が100万円を超える場合もあり、非常に高くなることがあります。

一方で、オープンハウスは坪単価を抑えており、その理由としては狭小地に住宅を建てることが多く、狭い面積での建設が影響していると考えられます。

首都圏の土地情報が豊富でとにかく仕入れに強い

オープンハウスの大きなメリットの一つは、「都心の土地情報に強い」という点です。オープンハウスは首都圏を中心に事業を展開しており、土地の仕入れから住宅の販売まで一貫して行っています。

そのため、首都圏の土地情報に非常に強みを持っています。オープンハウスの公式HPを確認すると、東京23区や都市部、横浜、埼玉、千葉などに多数の土地と住宅を所有していることがわかります。

このように、好立地の土地を多数提案できることがオープンハウスの最大の強みと言えるでしょう。

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地震や台風に強い住宅を建てることができる

オープンハウスで建てられる住宅は、伝統的な「木造軸組在来工法」と「筋交い」を採用しており、耐震構造が強化されています。

このため、地震に対して非常に強い家を実現しています。なお、グループ会社の「オープンハウス・ディベロップメント」の公式HPによると、耐震等級は1に設定されています。

この耐震等級1は、東日本大震災のような強い揺れにも耐えることができる強度を持っています。また、日本では台風などの自然災害も多いため、オープンハウスでは「耐力壁」と呼ばれる面材を使用し、強風にも耐えられる住宅を実現しています。

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本体価格に地盤調査や地盤改修工事費用が含まれている

地震大国である日本では、住宅を建てる前に地盤調査を行い、必要に応じて地盤改修工事を実施することがあります。

オープンハウスでは、地盤調査の結果に基づいて最高5,000万円、最長20年の保証が提供されているため、地盤が弱くて住宅が倒壊するのではないかと心配している方も安心です。

MEMO

地盤調査や改修工事の費用は本体価格に含まれているため、追加で余計な費用を支払う必要はありません。

FPが資金やローンの相談に乗ってくれる

初めて住宅を購入する際には、購入資金や支払い計画が気になるものです。

現在の年収に基づいてどのような家が購入できるのか、ローンの限度額や完済までの期間などを計算するのは、専門知識がないと難しいことがあります。

オープンハウスでは、ファイナンシャルプランナーが注文住宅に関する資金面の不安を解消するサポート体制を整えています。個別相談が可能で、住宅購入にかかるお金の問題について詳しく聞くことができるため、時間を取って相談することをおすすめします!

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オープンハウスの建売住宅での欠陥トラブルの真相とは

オープンハウスは建売住宅の販売も豊富に行っているハウスメーカーです。

どのハウスメーカーでも、良い評判や悪い評判、または欠陥があるのではないかという推測や口コミが存在します。実際に、オープンハウスで建売住宅を購入した複数の住民が欠陥を訴えたという記事が報じられています

(ネットニュース画像引用: 文春オンライン

欠陥がないことが最も望ましいですが、万が一購入した建売住宅に欠陥が発見された場合の対応についても気になるところです。

しかし、この記事は匿名であり、詳細な情報は不明なため、参考程度に留めておくことをお勧めします。建売住宅を購入する際には、欠陥がないかどうかだけでなく、担当者がきちんと対応してくれるかも含めて慎重に検討することが重要です。

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オープンハウスは頭がおかしいと言われる理由

オープンハウスをGoogleやその他の検索サイトで調べると、「頭おかしい」「やばい」「ひどい 家」などのネガティブなキーワードが表示されることがあります

オープンハウスの関連キーワードの画像

(オープンハウス検索画面引用:Google)

しかし、オープンハウスが本当に「やばい」「頭おかしい」と言われるような会社かどうかは疑問です。大手の会社であるため、良い口コミもあれば悪い口コミも存在するのは自然なことです。これらのネガティブなキーワードは、部分的な意見や特定の状況に基づいている可能性があり、具体的にオープンハウスが「頭おかしい」と言われたという事実や詳細な口コミは見当たりません。

渡邊編集者渡邊編集者

一度検索画面に表示されると、インパクトのあるキーワードがクリックされやすくなるため、事実ではない情報が表示されることもあります。

疑問に思ったキーワードがあれば、ぜひ自分自身で調査し、正確な情報に基づいて判断することをお勧めします

小島解説員小島解説員

オープンハウスとは

オープンハウスの公式サイトの画像
会社名
株式会社オープンハウスグループ
創業 1997年9月
従業員数
4,087名(2021年9月末時点)
所在地
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング12階
代表者
代表取締役社長 荒井 正昭
資本金 199億3,950万円
公式サイト

※2022年1月持株会社体制へ移行、株式会社オープンハウスより商号変更

オープンハウスがおすすめな人
  • 東京都内や大阪などの大都市圏で戸建て住宅を新築したい人
  • リーズナブルに住宅を建てたい人
  • 自由な間取りの住宅をなるべく安価で建てたい人

オープンハウスは、首都圏や関西圏などの大都市圏での狭小地に特化した新築戸建てのハウスメーカーです。

特徴的なのは、東京や大阪などの狭い土地にオープンハウスが住宅を建設し、2〜3階建ての二世帯住宅を提供している点です。

「快適な都心の一戸建てを適正価格で」を掲げ、東京都内では驚くべきことに1000万円台で新築戸建てを実現しています。

小島解説員小島解説員


また、長年の経験に基づく自由な間取りの設計力や、東日本大震災のような強い揺れにも耐えられる構造、耐火・耐風性がオープンハウスの魅力の一つです。

MEMO

2021年には「東京23区」で「地域別ビルダーNo. 1」に選ばれるなど、その評価は非常に高いです。

坪単価 45〜65万円
対応地域
関東:東京・神奈川・埼玉・千葉 東海:愛知県名古屋市 関西:大阪・兵庫 福岡:福岡
耐震等級 未公表
住宅タイプ
平屋、2〜3階建て・2世帯住宅
工法 木造
保証 初期保証10年間

オープンハウスの坪単価は45万〜65万円程度

オープンハウスで住宅を建てる際の建築費用について、以下の情報をご参考にしてください。

基準として、坪単価は45〜65万円の範囲で計算しています。この坪単価に加えて、工事費や登記簿登録料などの諸経費も含めた総額を算出しています(本体価格の約30%を加えた金額です)。このようにして、建築にかかる総額を見積もることができます。

坪数 建築総額
25坪 1,460〜2,115万円
30坪 1,655〜2,535万円
40坪 2,340〜3,380万円
50坪 2,925〜4,225万円
60坪 3,510〜5,070万円

オープンハウスで実際に家を建てた人の体験談

  • 体験談1:家事動線が考え抜かれた住み心地の良い家
  • 体験談2:子供の成長に合わせて間取りを改変
  • 体験談3:生活感を隠しながら大容量の収納を実現

体験談1:家事動線が考えぬかれた住み心地の良い家

オープンハウスの施工事例の画像

引用元:おうち時間が充実する家事動線の住まい|建築事例|オープンハウス・アーキテクト

敷地面積 83.15㎡
延床面積 92.35㎡
価格 2,300万円
構造・工法 木造2階建て
間取り 2LDK

白い壁にウッド調のサイディングを施し、落ち着いた周囲の住宅地と自然に調和する雰囲気を演出しています。

テラコッタ調のタイルで作られたアプローチは、温かみのある印象を与えています。

将来的にはキッズルームとしても使えるように、チョークで自由に落書きできるグリーンの壁を設置しました。さらに、大きな2つのクローゼットが内部でつながっており、収納力が充実したゲストルームとなっています。

体験談2:子供の成長に合わせて間取りを改変

オープンハウスの施工事例の画像

引用元:CASE.14 ライフスタイルに寄り添う間取り自慢の家 | 建築実例|オープンハウス・ディベロップメント

敷地面積 83.15㎡
延床面積 92.35㎡
価格 2,300万円
構造・工法 木造2階建て
間取り 2LDK

外観はブラックを基調とし、バルコニーにはダークブラウンの格子を設けてアクセントと目隠しの機能を兼ねています。

上下階で窓の配置を整え、軒先が道路面に向く屋根型を採用することで、シンプルでボックス状の外観を実現しました。

体験談3:生活感を隠しながら大容量の収納を実現

オープンハウスの施工事例の画像

引用元:CASE.18 自然に片づく、暮らしやすさをデザインした家 |建築実例| オープンハウス・ディベロップメント

敷地面積 63.59㎡
延床面積 110.13㎡
価格 2,300万円
構造・工法 木造3階建て
間取り 4LDK

3階の南側に位置する奥様の寝室は約4畳ですが、ロフトによって天井が広く感じられ、実際の面積よりも広々とした印象を与えています。

ロフトには使用頻度の低い物を収納し、普段使いの衣服はWICに収納することで、取り出しやすさを確保しています。さらに、収納空間の内側と外側にはアクセントクロスを施し、インテリアとしての楽しみも加えています。

オープンハウス・ディベロップメントとアーキテクトの違い

オープンハウスは不動産会社であり、実際に住宅を建設するのはオープンハウスのグループ会社である「オープンハウス・ディベロップメント」または「オープンハウス・アーキテクト」のいずれかです。

以下は、これら2社の主な違いについてです。

注文住宅の建て方が違う

オープンハウス・ディベロップメントとオープンハウス・アーキテクトでは、注文住宅の建て方に違いがあります。オープンハウス・ディベロップメントはセミオーダー方式を採用しており、基本的な建築プランが用意されていて、間取りの変更やオプションの追加によってアレンジが可能です。

一方で、オープンハウス・アーキテクトはフルオーダー方式を採用しており、間取りをゼロから自由に決めることができます。

渡邊編集者渡邊編集者

自分好みの注文住宅を作りたい方には、アーキテクトでの施工がおすすめです。

料金体系が違う

料金体系にも違いがあります。ディベロップメントでは、ほぼ決まった建物プランがあるため、参考価格は約1,500万円程度です。

このプランに基づく追加オプションや間取りの変更があれば価格は上がりますが、基本プランに沿ったままであれば追加費用は発生しません。一方、アーキテクトの場合はフルオーダーのため、事前に料金が確定しません。

注意

設計が進むにつれて建物の価格や地盤改良費用の概算がわかるため、最終的な総額はディベロップメントに比べて把握しづらいです。

仕入れ方が違う

資材の仕入れ方にも違いがあります。オープンハウス・ディベロップメントはセミオーダーのため、ある程度決まった資材を大量に発注できます。これにより、建築コストはアーキテクトよりも相対的に安く抑えられます。

一方、アーキテクトはフルオーダーのため、資材の発注は個別対応となり、コストが高くなる傾向があります。その結果、建築総額にも影響が出ます。

このように、オープンハウスのグループ会社である2つの会社は、それぞれ異なる特徴と料金体系を持っているため、自分のニーズに合わせた選択が重要です。

小島解説員小島解説員

オープンハウス・アーキテクトが体験できる展示場一覧

オープンハウス・アーキテクトの展示場は、関東の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)にのみ展開されています。以下の表には、各展示場の名称と住所を記載していますので、ご参考にしてください。

展示場 住所
所沢展示場 埼玉県所沢市若狭蝶3-2353-1
立川展示場 東京都立川市泉町935-1
三鷹展示場 東京都三鷹市大沢3-2-37ハウジングプラザ三鷹内
練馬展示場 東京都練馬区谷原5-28-30
相模原展示場 神奈川県相模原市中央区向陽町1-17
横浜展示場 神奈川県横浜市西区西平沼町6-1tvkハウジングプラザ横浜内
藤沢展示場 神奈川県藤沢市辻堂新町4-2tvkハウジングプラザ藤沢内
幕張展示場 千葉県千葉市花見川区5-417-7 幕張ハウジングパーク内

展示場は首都圏にのみ展開されていますが、営業所や施工店は関西、福岡、名古屋にも点在しています。

さらに、最近ではWeb内覧サービスも開始しており、展示場に直接足を運ぶのが難しい方でも、オンラインで内覧ができるのでぜひ利用してみてください。

まとめ|オープンハウスの口コミや評判がやばいのは一部誤解

オープンハウスは都市部の狭小地に特化した住宅建築が得意なハウスメーカーです。

ユーザーの人生設計に合わせた家探しができ、資金計画についてもファイナンシャルプランナーが積極的にサポートしてくれるので、安心して家づくりを任せることができます。

検索キーワードで「やばい」「ひどい」「頭おかしい」といったネガティブな意見が見受けられることもありますが、すべてが事実ではなく、一面的な情報に過ぎない場合もあります。

首都圏で家探しを進めたい方や理想の家を建てたい方は、オープンハウスを含むいくつかのハウスメーカーから見積もりを取り、比較してみるのも良いでしょう。

小島解説員小島解説員

渡邊編集者渡邊編集者

情熱ある優れたスタッフが家探しの初めからサポートしてくれます。