オープンハウスの家はひどい?建てて後悔した体験談&後悔ブログ!建売の欠陥事例とは


この記事を書いた人
小島 優一
宅地建物取引士

宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険会社にてリテール業務に従事した後、2014年に不動産仲介会社であるグランドネクスト株式会社を設立。 2021年より幻冬舎ゴールドオンラインにて不動産を通じて財産を守る、増やす、残す記事を連載している。 >> 詳細はこちらから

この記事のまとめ
  • オープンハウスは都心の狭い土地でも低価格で建てられるのがアピールポイント
  • オープンハウスで後悔したという声がブログなどで多数上がっている
  • オープンハウスは営業の熱心さが加熱しやすく、たびたびクレームにつながっている

オープンハウスグループは、不動産仲介や建売・注文住宅の戸建てやマンション建設を手がける企業グループです。東京、名古屋、大阪、福岡といった都市部でも手頃な価格で新築一戸建てを提供しており、マイホームの購入を検討する方々にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

一方で、オープンハウスの家に関しては、「ひどい家」「建売を買って後悔した」という後悔談や「欠陥では?」「オープンハウスは潰れろ」という過激な評判がブログや口コミサイトで見られることもあります。そうした実際の評判や口コミをもとに、オープンハウスの家づくりについて詳しく解説していきます。

さらに、オープンハウスで建売を購入した方々の体験談やブログも紹介しますので、これから購入を考えている方にとって参考になる情報が満載です。

また、オープンハウスと相性の良い方の特徴や、後悔しないための注意点についても、分かりやすくまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

目次
  1. オープンハウスで後悔した事例(悪い評判・口コミ・ブログ)
  2. オープンハウスで家を建てて後悔している施主のブログ3選
  3. 後悔ばかりでない!オープンハウスを選んで良かった評判・口コミ
  4. オープンハウスで後悔しないための注意点
  5. オープンハウスの家に欠陥?ひどいと感じたら相談できる場所
  6. オープンハウスがおすすめな人は?
  7. オープンハウスで後悔しないプランの選び方
  8. オープンハウスとは
  9. オープンハウスに関するよくあるQ&A
  10. まとめ

オープンハウスで後悔した事例(悪い評判・口コミ・ブログ)

2chなどの掲示板には、オープンハウスに関するさまざまな口コミが投稿されていますが、実際に利用して後悔したという事例はあるのでしょうか? ここでは、後悔談に焦点を当ててご紹介していきます。

もちろん、これらの意見は一部の体験に基づくものですので、あくまで参考程度にとどめておくことをお勧めします。

渡邊編集者渡邊編集者

もし、さらに詳しく知りたい方は、オープンハウスで家を建てた方のブログもチェックしてみてください。実際にどのような後悔談があるのか、具体的な体験談を読むことでより深い理解が得られるでしょう。
オープンハウスの後悔事例
  1. 打ち合わせの回数に制限があった
  2. 営業担当がやばい・しつこい
  3. 連絡が遅い・漏れが多いと感じた
  4. オープンハウスで注文住宅を建てたが満足度は低め
  5. オープンハウスの建売で欠陥?手抜き工事で後悔
  6. クレームを入れたら脅迫まがいのことをされた

オープンハウスを利用して後悔しているといった内容も含めて、実際の悪い口コミ・評判・ブログをご紹介します。

後悔談:打ち合わせの回数に制限があった

他社と比べてヤバイ!と思うのは打ち合わせの回数が極端に少ない事です。 こちらが駆け足で動いて数か月で適切に決めないといけません。 打ち合わせの間は設計士さんに電話とメールで色々確認、変更したりメーカー巡りで大変でした。自分的には不満もあるけど安く建てられてよかったと思うのは事実です。

引用元:マンションコミュニティ

オープンハウスでは、打ち合わせの回数が3回までと決まっており、それ以降の打ち合わせは有料となるシステムが採用されています。

多くのハウスメーカーでは打ち合わせの回数に制限がなく、購入者は自分たちのペースでゆっくりと家づくりを進めることができる点を考えるとネガティブポイントになってしまいます。

オープンハウスでは、限られた時間内で打ち合わせを行わなければならないため、準備不足のまま進めると予期しない問題が発生する可能性があります。

一方で、打ち合わせの回数が制限されていることでコストが抑えられ、その結果、より手頃な価格で家を購入できるというメリットもあります。この点を理解し、計画的に進めることが重要です。

後悔談:営業担当がやばい・しつこい

オープンハウスの営業担当について、「しつこい」や「怖かった」といった口コミが見受けられ、一部の方はスタッフの対応が強引で、無理に引き止められたと感じたようです。

注意

営業にはノルマがあることが予想されるため、多少の熱意は仕方ない部分もあるかもしれませんが、家づくりは一生に一度の大きな決断です。そのため、担当者との相性は非常に重要であり、慎重に見極める必要があります。

もし興味がない場合は、はっきりと断り、自分のペースで家づくりを進めることが大切です。

後悔談:連絡が遅い・漏れが多いと感じた

オープンハウスに対する口コミの中には、連絡時に基本的なミスが多く、対応が遅いと感じている声もあります。

こうした問題は、担当者による部分が大きいと言えますので、ある程度は仕方がない面もありますが、もし相性が合わないと感じた場合は、担当者を変更できるかどうかを確認するのが良いでしょう。

後悔談:オープンハウスで注文住宅を建てたが満足度は低め

オープンハウスで注文住宅を建てた際、傷や汚れが見つかり、不満を抱いたという後悔談もあります。ただし、どの程度の汚れだったのかが不明なため、一概にオープンハウスの家が悪いとは断言できません。

後悔を避けるためには、建設中の様子をこまめに確認し、気になる点があればその場で担当者に質問することが重要です。

後悔談:オープンハウスの建売で欠陥?手抜き工事で後悔

オープンハウスが担当した新築一戸建ての工事で、欠陥が見つかり後悔しているという口コミも見受けられます。工事内容に漏れがあったことで、手抜き工事と感じてしまった方もいるようです。

これはオープンハウスに限らず、他のハウスメーカーにも共通する問題ですが、打ち合わせがスムーズに進んでも、施工業者の対応が悪いと後悔することがあります。そのため、欠陥工事を防ぐためにも、担当者だけでなく施工業者のチェックも怠らないことが重要です。

オープンハウスで家を建てて後悔している施主のブログ3選

実際にオープンハウスに依頼して家を建てたものの、不満を抱くどころかトラブルや裁判にまで発展した施主も複数見受けられました。そうした人たちが事実をブログに書き記し、惨状を訴えたり、同じような被害にあわないようにと発信しているようです。

ここでは、そんなリアルなブログを一部抜粋しながら3つ紹介していきます。

オープンハウスの後悔ブログ
  1. 後悔ブログ①『オープンハウスでマイホーム購入』
  2. 後悔ブログ②『*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜』
  3. 後悔ブログ③『オープンハウスで世田谷に家を建てる』

ブログ内のトラブルは特殊なケースであることがほとんどで、オープンハウスで契約すると必ずしもトラブルになるわけではありません。こうしたケースが起こった場合どうするか、あくまで参考程度にご紹介します。

後悔ブログ①:『オープンハウスでマイホーム購入』

センター長から仕事中にも関わらず電話がありました。

『本部に電話をかけた事で大事になってます。これ以上、本部への相談を続けられると、私の社内での立場も守れなくなります。私も守る物があります。続くようなら貴方の借り入れの件、奥様に伝えます。』

凄くないですか?業務で知り得た個人情報を盾にしてお客様を脅してきました。頭が真っ白になりました。録音してなかった事を悔やみます。LINEの証拠は持ってます。

彼らに言わせると脅しではなく、業務の事前連絡だそうです。法律的には、立派な脅迫。弁護士にも確認しました。

個人情報もどう扱われてるか分かりませんよ。この会社は。

引用:オープンハウスでマイホーム購入

オープンハウスの担当者による不手際が続いたため、ブログの筆者が本部にクレームを入れたところ、その担当者から電話越しに脅迫とも取れる発言をされたという内容が記載されています。

渡邊編集者渡邊編集者

この筆者は最終的にオープンハウスを相手取って民事訴訟を起こす事態にまで発展しています。

もちろん、すべての社員がこのようなひどい対応をするわけではありませんが、実際にこのような発言で傷ついた方がいるのは非常に残念なことです。

後悔ブログ②:『*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜』

今もそのまま2階の今までのベッドで寝ています笑
なんでかって
1階ね、激寒なんです
エアコン付いてるけど、寝るために降りるのも寒くて面倒なので、暖かくなるまで2階で寝ることにしました

引用:*新築記録*〜オープンハウスディベロップメントで建てました〜

こちらのブログでは主に家づくりの過程や住み始めてからの日々の暮らしを中心にまとめられています。

オープンハウスで建ててよかった点が写真でまとめられていたり、実際に住んでみないとわからない後悔ポイントが綴られており非常に参考になります。

後悔ブログ③:『オープンハウスで世田谷に家を建てる』

住み始めて5年経って、ひとつオープンハウスの営業がついていた嘘に気がついた。
それは、「この地区では規制が変わるのでこうした3階建ての戸建ては翌年から建てられなくなります」という嘘。元々胡散臭いなと思っていたので、意思決定に影響は与えてないので気にしてませんが。
この5年で似たような3階建て戸建てが近所にどんどんできています。規制はどこに行ったんだ…とにかく早く契約させようとするオープンハウス営業のやり口なんでしょうね。
やはりオープンハウスの営業の言うことは鵜呑みにせずに、確認してかないといけませんね

引用:オープンハウスで世田谷に家を建てる

このブログ主は2018年にオープンハウスで世田谷区に土地と住宅を購入し、住み始める2019年以降も住み心地などをブログに綴っています。

住み始めてわかる細かな注意点や、後々判明した営業マンの嘘など、実際に購入したからこそわかる施主目線の記事が非常にわかりやすくまとめられています。

渡邊編集者渡邊編集者

以上、6つの後悔談と3つのブログをご紹介しました。2ch・5chなどの掲示板では、オープンハウスに関するさまざまな口コミや意見が掲載されていますが、中には信憑性に欠ける情報も含まれているため、全てを鵜呑みにしないよう注意してください。

後悔ばかりでない!オープンハウスを選んで良かった評判・口コミ

オープンハウスに関する良い評判・口コミは、下記の通りです。

オープンハウスの良い評判・口コミ
  1. 狭小住宅の間取り設計が上手
  2. 売上が年々増加傾向で安定している

オープンハウスでは後悔しているという悪い口コミだけでなく、高い評価も多くあるのでご紹介します

狭小住宅の間取り設計が上手

人口の多いエリアでの住宅販売を主に行っているため、狭小住宅の設計には定評があります。

狭小地や変形地でも、その土地のメリットを最大限に活かす設計力を持ち合わせており、低価格でありながら快適な家を幅広く提供することが可能です。

売上が年々増加傾向で安定している

オープンハウスグループの売上は年々増加しており、業績が安定しているため、サービスを利用する際の安心感にもつながります。

MEMO

売上の伸びは、多くの方がオープンハウスに魅力を感じてマイホームを購入している証拠であると言えるでしょう。

オープンハウスで後悔しないための注意点

オープンハウスで後悔しないための注意点は、下記の6点です。

オープンハウスで後悔しないための注意点
  • 営業電話をしてほしくない場合は事前に伝えておく
  • 店舗や担当者によって満足度が大きく変わる
  • 標準仕様とオプション内容を確認
  • 立地だけに惹かれて契約しない
  • 基本はセミオーダー型なので自由度が低い
  • 保証とアフターサポートを確認

しっかりと注意点を確認した上で最適なプランを選ぶことで、後悔するリスクも減らせるのでぜひ参考にしてください。

営業電話をしてほしくない場合は事前に伝えておく

オープンハウスを利用して後悔することが多い営業電話の頻繁さについては、あらかじめ対処しておくことが重要です。もし頻繁に電話を受けたくない場合は、事前にその旨を伝えるか、電話番号を教えないようにするのが良いでしょう。

MEMO

もし既に電話番号を教えてしまって後悔している場合は、お客様相談室に苦情を伝えることで、対応してもらえる可能性が高いです。

店舗や担当者によって満足度が大きく変わる

オープンハウスには、担当者によって対応の良し悪しが大きく異なるという口コミがいくつかあります。

担当者の対応が悪くて後悔しているという声もあるため、オープンハウス全体の評判だけでなく、利用する店舗の口コミやスタッフの評価を事前に確認しておくことをおすすめします。

さらに、工事を担当する下請け業者の対応が不十分で後悔するケースもありますので、施工業者の評判もチェックしておくと安心です。

小島解説員小島解説員

渡邊編集者渡邊編集者

特に、オープンハウスでは新築住宅の販売形態によって契約する会社が異なるため、その点にも注意が必要です。

標準仕様とオプション内容を確認

オープンハウスの魅力は価格の安さですが、オプション対応になる設備が多く、結果的に予算オーバーして後悔することもあります

以下はオープンハウス・ディベロップメントで人気のオプション内容で、エアコンなどの基本設備を含めた総予算を把握することが重要です。

人気のオプション
  • 床面積を増やす
  • 制震装置
  • 収納を増やす
  • エアコン
  • 床材変更(フローリング・タイル)

標準仕様とオプションの内容は、販売形態やエリアによって異なるため、見積もり段階で確認することをおすすめします。

渡邊編集者渡邊編集者

他社のハウスメーカーと比較している場合は、同じ条件(間取り、設備、グレードなど)でオプション込みの見積もりを比較すると、より分かりやすいでしょう。

立地だけに惹かれて契約しない

都市部の好立地物件はすぐに売れてしまうため、焦って契約してしまうことがありますが、購入後に担当者の態度が悪くて後悔するケースも少なくありません。

オープンハウスで契約する際には、土地のみの購入にするのか、それとも建築まで一貫して任せるのかをしっかりと決めてから契約することが重要です

基本はセミオーダー型なので自由度が低い

オープンハウスの新築住宅には、オープンハウス・ディベロップメントが運営するセミオーダー住宅と、オープンハウス・アーキテクトが提供するフルオーダー住宅があります。

オープンハウスを利用する方は、価格重視の傾向があり、セミオーダー型のマイホームを契約することが多いです。このため、都市部でもリーズナブルな価格でこだわりのマイホームを実現できますが、フルオーダーの注文住宅ほど自由度は高くありません。

セミオーダー住宅は参考プランを基にカスタマイズしていく形になるため、思っていた理想の家にならなかったと後悔するケースもあります。

小島解説員小島解説員

保証とアフターサポートを確認

オープンハウスでマイホームが実現しても、建築後のアフターサポートが手薄だったという苦情もあります。

保証 内容
地盤保証
最高5,000万円、最長20年間の保証
瑕疵保証(10年)
基礎・柱・梁・屋根・外壁など (クロス仕上げなどは2年)
住宅瑕疵担保責任保険
倒産などトラブル時の第三者によるサポート

上記はオープンハウスの代表的な保証内容ですが、契約形態によって異なる場合がありますので、建築後のメンテナンス費用については事前に確認しておくことが重要です。

長期間住み続けるマイホームでは、定期的なメンテナンスや修繕が必要になり、後々費用がかさむケースも少なくありません。

オープンハウスの家に欠陥?ひどいと感じたら相談できる場所

オープンハウスで後悔するようなトラブルが発生した場合、「お客様相談室」に苦情やクレームを相談することができます。これは、家の欠陥に限らず、担当営業の対応が不適切であったり、営業電話がしつこいと感じた場合など、さまざまなクレームに対応しています。

渡邊編集者渡邊編集者

電話での相談は通話料無料で行え、電話が苦手な方でもメールを通じて苦情を伝えることが可能です。そのため、家づくりの過程で何か問題が発生した際でも、後悔する前に気軽に対応を求めることができます

お客様相談室に伝えれば大丈夫

実際にオープンハウスのお客様相談室を利用した方の口コミによると、しつこい営業電話も一度の苦情でしっかりと止まったという体験談があります。

お客様相談室は、こうした苦情に対して迅速に対応してくれるようですので、トラブルを未然に防ぐためにも、覚えておくと安心です。

オープンハウスがおすすめな人は?

どんなハウスメーカーにも利用者との相性がありますが、オープンハウスにマッチする方は以下の特徴を持っています。

オープンハウスグループがおすすめな人
  • とにかく安くマイホームを建てたい
  • 好立地にこだわりたい
  • 中古物件や建売住宅も検討している
  • 狭小地や変形地を活用したい

これから、オープンハウスのメリットやおすすめな人の特徴について詳しくご紹介します。

幅広い住宅事業に対応している

オープンハウスでは新築一戸建てだけでなく、中古物件の販売やマンション事業も手掛けているため、家選びの選択肢が非常に豊富です。

そのため、賃貸やマンション購入、建売住宅などで迷っている方でも、ヒアリングをもとに最適なプランを提案してもらえるというメリットがあります。

都市部でも安い値段でマイホームが叶う

オープンハウスの最大の魅力はやはり価格の安さで、好立地の新築一戸建ても手の届きやすい価格で購入することができます。

ただし、ZEH住宅などの高性能住宅の施工実績はほとんどないため、価格よりも住宅性能を重視する方にはあまり向いていないかもしれません。

土地や物件の数が多く設計力も高い

都市部を中心に展開しているオープンハウスは、狭小住宅の施工実績が豊富で、設計力に満足しているという声が多い傾向があります。

人口が多い人気エリアで好立地の土地や物件を多数所有しているため、そのメリットが大きいだけでなく、すでに所有している狭小地や変形地に家を建てたい方にもおすすめです。

オープンハウスで後悔しないプランの選び方

オープンハウスは幅広いマイホームの選択肢があり、多様なプランや販売形態が魅力ですが、その反面、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。

「希望の設計が反映されづらい」「想定より価格が高くて後悔した」といった口コミもあるため、自分のニーズに合ったプランを選ぶことが重要です。

オープンハウスの選び方
  • 手軽に安く家を買いたい: 建売住宅・分譲住宅
  • 価格を抑えつつある程度こだわりたい: セミオーダー住宅(オープンハウス・ディベロップメント)
  • 理想を叶えるマイホームを建てたい: フルオーダー住宅(オープンハウス・アーキテクト)

それぞれの住宅形態の中にもさらに細かいプランがあり、最適な選択肢を見つけるためには、お近くの店舗に足を運び、担当者に相談するのが最良ですが、参考にしてみてください。

また、オープンハウスは大手ハウスメーカーであるため、倒産のリスクが低いという点も安心材料です。

オープンハウスとは

オープンハウスの公式サイトの画像
名称
株式会社オープンハウスグループ(英文名 Open House Group Co.,LTD.)
本社所在地 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
創業 1997年9月
代表取締役社長 荒井 正昭
従業員数 5,990名(2025年末時点)
資本金 201億7,327万円
公式サイト オープンハウス公式

オープンハウスグループは、不動産仲介、注文住宅、分譲住宅、不動産投資など、不動産事業全般を展開しています。

グループ会社の一つである株式会社オープンハウスは、新築一戸建てや中古物件、土地の不動産仲介を主な業務としています。

オープンハウスで新築一戸建てを購入する場合、以下のように販売形態に応じて異なる会社が担当します。

オープンハウスグループ
  • 物件販売: オープンハウス
  • セミオーダー住宅: オープンハウス・ディベロップメント
  • フルオーダー住宅: オープンハウス・アーキテクト

これらの会社はすべてオープンハウスグループの一員であり、マイホームを建てる際には販売形態によって契約する会社が異なります。

オープンハウスの特徴

年間8,000件以上の住宅購入をサポートしているオープンハウスグループは、好立地の土地や自社物件を多く保有しており、複数のエリアで「地域ビルダーNO.1」を獲得しています。

さらに、グループ内で土地の仕入れ、企画、設計、建築、販売までを一手に請け負えるのも大きなメリットです。

オープンハウスには後悔するという噂もありますが、土地仕入れ力の高さや狭小地での設計に関しては高い評判を得ているハウスメーカーです。

施工エリア

オープンハウスの住宅販売エリアは下記の通りです。

関東
東京・神奈川・埼玉・千葉
北関東 群馬・栃木
東海 名古屋
関西 大阪・兵庫
九州 福岡

オープンハウスは、人口の多い都市部を中心に展開しており、特に東京23区を中心とするエリアでは狭小住宅の取り扱いが豊富です。

注意

ただし、対応している都道府県であっても、主に大都市近辺に限って展開しているため、地方に住んでいる場合は利用できない可能性が高いです。

オープンハウスは坪単価が安い

オープンハウスの坪単価は約40〜65万円で、ハウスメーカーの中ではローコスト帯に位置します。

分譲住宅やセミオーダー住宅の販売数が多いため、自由度は低いですが、都市部でできるだけ安く家を建てたい方には最適な選択肢です。

MEMO

特に土地に関しては、仕入れ体制の強化や土地割りの工夫により、人気エリアでもリーズナブルな価格を実現しています。

オープンハウスに関するよくあるQ&A

Q① オープンハウスの家はひどい?

「オープンハウスの家がひどい」とネット上で言われる理由としては、次のような点が挙げられます。

ひどいと言われる理由
  • 一部で施工ミスの報告があり(例:床のきしみやクロスの浮きなど)、仕上がりに差が出るケースがある
  • 標準仕様はシンプルな内容が中心で、人によっては「チープに見える」と感じることもある
  • 完全に自由な設計ではないため、細部にまでこだわった注文には応えづらい

一方で、価格帯を踏まえると「コストパフォーマンスは高い」と評価する人も少なくありません。

また、オプションを追加して仕様をグレードアップすることも可能なので、最終的には「予算と品質のバランスに納得できるか」が判断のポイントとなります。

Q② オープンハウスの建売に欠陥がある?

オープンハウスで家を建てた人による一部のレビューや体験談では、次のような「施工上の不具合」が指摘されています。

施工上の不良例
  • 雨水の侵入
  • 床が沈むような感覚やきしみ音
  • 壁紙の浮きや剥がれ
  • サッシの建付けによる隙間

これらは多くの場合、初期の対応で修繕可能な範囲に収まりますが、引き渡し前のチェックや完成時の立ち会いで細かく確認しておくことが大切です。

さらに安心を得るために、第三者による建物検査(ホームインスペクション)を利用する方法も有効です。

Q③ オープンハウスがやばい、頭おかしいと言われる理由は?

「オープンハウスが“やばい”“頭おかしい”」と言われる背景は、悪意ある決めつけではなく、ネット上の口コミや不動産業界でよく取り上げられる評判・体験談に基づくものが多いです。

整理すると以下のような点が挙げられます。

「やばい」と言われる主な理由
  • 営業スタイルが非常に強気
    「とにかく契約を取る」ことに力を入れているため、人によっては営業がしつこい・強引と感じるケースがある。
  • 土地の仕入れ・活用が独特
    一般的に敬遠されがちな狭小地や変形地でも積極的に住宅を建てるため、「攻めすぎ」「普通の会社ではやらない」と言われがち。
  • 建売住宅の仕様がシンプル
    標準仕様は必要最低限に抑えており、見方によっては「コストカットが激しい」と受け止められることがある。雨水の侵入
「頭おかしい」と言われる理由
  • 開発スピードと数が異常に速い
    都心部の土地を次々と仕入れて短期間で建売を展開する手法に「普通じゃない」と驚く人が多い。
  • 土地の形状や立地に関わらず販売する姿勢
    他社なら二の足を踏むような場所にも家を建てて販売しており、これが「無茶だ」と言われることもある。
  • 社員の働き方がハード
    「体育会系」「ブラックに近い」という声も一部にあり、会社全体が“勢いと根性で動いている”ように見られる。

まとめ

東京近郊・関西・名古屋・福岡などの大都市圏で住宅販売を行っているオープンハウスの特徴と後悔しないための注意点について解説しました。

オープンハウスは人気エリアの都市部でもリーズナブルな価格でマイホームを実現できるだけでなく、住みやすい間取り設計も得意なハウスメーカーです。

しかし、営業電話の多さや工事の不備などのトラブルで後悔する方もいるため、担当者や施工業者の対応には慎重に見極める必要があります。

どのハウスメーカーにもメリットとデメリットがあるため、後悔しない家づくりのためには、自分の要望とマッチするかどうかをしっかりと確認してから決定することが大切です。

小島解説員小島解説員